友人から朝日新聞の記事が送られてきました。
コロナ渦のこの1年間の教訓というべきものでしょうか。要旨をまとめてみると、なかなか厳しいものでした。友人と 話をしました。
民主主義国家といえども、コロナ渦の事態では行政府の指導者が素早い卓越した判断と立法府の時限立法による素早い国民への了解が必須で、徹底したコロナへの封じ込めが必要であった。それはかつての伝染病の蔓延を防ぐため隔離する法律による規制と同じものだと思う。PCR検査の徹底、感染者隔離、営業店への補償。人の命を救うという公共目的とする個人の自由の規制ができなかったということだと思う。
国民的総意ということばがありますが、格差社会が進むと経済的中間層が無くなり、世論はポピュリズムに流され本来の民主主義が機能しなくなるように思います。アメリカのトランプ政権、イギリスのEC離脱にみられるような現象でしょうか。