藤本義一、再び葉室麟を読む

なにかちょっと屈折はしているんですけれども、いい意味での屈折ですね。一つの時代を川の流れとしましょうか。そうすると黒澤明がいて、市川コンがいてですね太陽光線がありますね。水面があって、水面の中で光というのは屈折しますね。この水面下の光の明るさみたいなものをもったものが僕は川島雄三の作品だと思っているんです。

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「師匠 川島雄三を語る」より

 

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